設置事例

インド プネー・メトロ全駅への設置事例

インドのプネー・メトロ全駅(10か所)にAEDが設置されました

プネーについて

インドで 8 番目に大きな大都市であるプネーは、マハラシュトラ州にあります。ムンバイに次いで州内で 2 番目に大きな都市であり、経済と産業の成長において重要な都市です。かつてマラーター帝国の権力の中心であったプネーにある数多くの建造物の存在は、その豊かで輝かしい過去を映し出しています。

この都市は、クラシック音楽、スピリチュアリティ、演劇、スポーツ、文学などの文化活動も活発で、「東洋のオックスフォード」とも言われ教育や文化の中心地としての地位を確立しています。マハラシュトラの文化的な「真の中心地」であり、さらにIT産業、工業、自動車産業が発展しています。

プネー・メトロについて

プネー・メトロは、インドのプネー市にサービスを提供する大量高速輸送システムです。 3 路線で構成され、合計長 54.58 km (33.91 マイル) のうち 2 路線の 12 km (7.5 マイル) が現在運用されています。

建設中のプネー・メトロ建設中のプネー・メトロ

AED設置の経緯

インドではガイドラインが整備されておらず、心肺蘇生法に関する基本的な知識やAEDの重要性に対する理解が不足しているため、公共の場へのAED設置を実現するのはそれほど容易ではありません。

今回、日本光電インディアは代理店であるPLCT Technologyの協力のもと、AEDの販売だけではなく、AEDの重要性を促進するため以下の提案を行いました。

– 地下鉄の全駅で、全職員を対象にCPRトレーニングを実施
– 
四半期ごとのCPRトレーニング
– 
地下鉄駅での心疾患緊急対応手順書の作成

AEDの品質に加えこれらの付加価値が評価され、プネー・メトロ全駅へのAED設置が決まりました。
現在、プネー・メトロの10駅にAEDが設置され、CPRのトレーニングも行われています。さらに今後開業する20の駅すべてに日本光電のAED-3100が設置される予定です。

今回のプネー・メトロへのAED設置は、インドの公共の場として初の大規模な設置となりました。

CPRトレーニングの様子CPRトレーニングの様子

日本光電インディア株式会社について

当社日本光電は、「医療に国境はない」という考えの下、医療ニーズや地域特性を見極め、それぞれの国や地域で必要とされている医療機器を世界120ヵ国以上へ輸出しています。

海外グループとして25か所の拠点があり、その一つがインドにある「日本光電インディア株式会社」で、2011年に設立されました。

日本光電インディアは、これからも本国内のAEDの普及に貢献していくとともに、設置後も安心・安全にAEDを使用していただけるよう高品質のサービスの提供に努めてまいります。

 

 

 

ヒンドゥー教のお祭り「ディワリ」を祝う日本光電インディア社員ヒンドゥー教のお祭り「ディワリ」を祝う日本光電インディア社員

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