日本光電RUNライフ

日本光電はAEDへのアクセス拡大による蘇生率の向上を目指しています。その一つとして、スポーツ中の突然死を減らすために、全国のロードレースやランニングイベントにおいて、「AED」と「ランナー」の距離を縮めるためのMobile AEDの普及に取り組んでいます。本ページでは、日本光電のそういった取り組みやランナー・大会関係者の皆さまにお役に立てるような情報を発信してまいります。

 

 

東京マラソン2021をAEDで応援しました

日本光電は、2007年から開催されている東京マラソンにおいて、第1回大会からAEDを貸し出しています。
また、サポーティングパートナーとなり、社員がAEDを所持したBLSサポート隊、ボランティアメンバーとして、ランナーの皆様をサポートしています。



マラソン大会って何台のAEDが必要?

現在、日本国内では各地でロードレースが開催されています。その際、何台のAEDが用意されているかご存じでしょうか。
東京マラソン2021では当社のAEDを150台配備し、マラソン中に万一のことが起きた時、1分1秒でも早く救命処置が行えるようサポートしました。

東京マラソンは2007年開催以来、心肺停止になったランナーの全員が、大会をサポートしていたボランティアや救護スタッフによって、100%救命されています。この背景には、救助者の勇気ある行動と、医療救護体制があると考えられます。

東京マラソンのようにマラソンで140台以上のAEDを配備すると、2分以内に現場へAEDを届けることができます。
2分以内にAEDを届けるには、コース上に300m間隔でAEDを配備することが勧められています。
(300m 間隔にAEDを配備すると、その間で心停止が起こった場合には、現場から150m以内の距離となり、150m/分の速度で走れば往復2分以内にAEDが届く計算)※1

以下の表は、AED配備間隔に応じたマラソンコース全体で必要なAED台数の一覧です。一般に、心停止発生から長くても5分以内にAED の装着ができる体制が望まれます。※2
しかし電気ショックが1分遅れると社会復帰率が9%減少することから、緊急時には一秒でも早いAEDによる電気ショックが必要です。

参加者が 5,000人を超えるような大規模なマラソン大会では、定点配置のみならず、併走車や自転車隊などを利用したモバイル AED 体制も安心安全な大会運営のサポートに繋がります。

マラソンコース全体で必要とされるAED台数
(例:マラソン総距離(42,195m)÷AED配置間隔(300m)=AED配備台数(141台))

300m毎に一台 500m毎に一台 800m毎に一台 1,000m毎に一台
マラソン 141台 84台 53台 42台
ハーフマラソン 70台 42台 26台 21台

 

日本光電では、全国のロードレースやランニングイベントなど向けに、モバイルAEDの短期レンタルサービスを行っております。

 

<参考資料>
※1 『提言「スポーツ現場における心臓突然死をゼロに』( 日本循環器学会 日本 AED 財団)
※2 『AED の適正配置に関するガイドライン』(一般財団法人日本救急医療財団 )

30kmの壁を越えよう!

マラソンの1ヶ月前に30kmを走るランナーも多いのではないでしょうか。
30km走には、身体能力の向上、長距離への耐性向上、ペース配分の見直しなどの目的があると思います。
ただ、30km走ると身体にかなりの負担がかかります。30km走でなくても長時間歩き続ける、または路面で休まずに立っているだけでもメンタル含めて耐性の強化が期待できますので、ご自分にあった練習を行い長時間動き続けることで身体に起きる変化を楽しめるかと思います。

一方、マラソン大会における心停止の発生地点を見てみると、ゴール手前10km付近から発生頻度が高まる傾向があります。※3
各レースのスタート地点を0%地点、ゴール地点を100%としたところ、0~75%地点が23例(32%)、76~100%地点が49例(68%)でした。※4

そのため、レース中に完走する見通しや体調に不安があれば、やめる勇気を持つことも必要かもしれません。※5
ランナーの方々は、普段から十分な栄養と睡眠をとり、足、膝、腰などに痛みがあれば、早めに癒していただくことを心がけましょう。

 

<参考資料>
※3 『マラソン大会における心停止の発生頻度』
  (白川透,田中秀治,喜熨斗智也,高橋宏幸,後藤奏/報告書(体育研究所プロジェクト研究))
※4 『我が国のマラソン大会における心停止例の分析』
  (白川透,田中秀治,喜熨斗智也,高橋宏幸,後藤奏/国士舘大学体育学部附属体育研究所))
※5 『「マラソンに取り組む市民ランナーの安全10 か条」』
  (日本体力医学会ガイドライン検討委員会/公益財団法人日本陸上競技連盟医事委員会)

AEDの使い方

いざというときに落ち着いてAEDを使えるように、使い方を確認しましょう。

 

 

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