芝浦工業大学様での講習事例
芝浦工業大学について
芝浦工業大学(Shibaura Institute of Technology)の源は、1927(昭和2)年に創立者の有元史郎が創設した東京高等工商学校です。
前身校の時代から芝浦工業大学は実学重視の技術者育成教育を継承、堅持しており、建学の精神である「社会に学び、社会に貢献する技術者の育成」を掲げています。
現在は創立100周年(2027年)に向かって「理工系私学のトップランナー」という大目標を掲げ、建学の原点に立ち返り、社会の要請に応えた教育の質のさらなる向上を目指し全学の求心力を高め新たな挑戦に取り組んでいます。
AED講習会開催のきっかけ
<豊洲学事部学生課 湯田平様>
– 2019年以前までは、地元消防署のご協力のもと、課外活動団体を対象に救命講習を実施しておりました。
しかし、2020年に新型コロナウイルスの感染拡大により課外活動が自粛され、それに伴い救命講習も一時中断を余儀なくされました。
今年度より、課外活動の再活性化を支援する取り組みの一環として、日本光電工業株式会社様に講習会の開催をご依頼し、実施に至りました。
AED講習会の様子
【講習会情報】
・実施日:2025年7月28日(月)・29日(火)
・講習時間:180分
・受講者数:7月28日(月)24名
7月29日(火)33名
・開催場所:芝浦工業大学構内
・当社インストラクタ:3名
・講習会機材:トレーニングユニットTRN-3150 6台
訓練人形(半身タイプ)6体
受講者向け180分講習会資料
課外活動に所属する学生が180分講習会の講義を受講しています。
グループを組んで胸骨圧迫とAED使用の実技訓練を実施しています。
AED講習会を実施してみて
– 担当者として、学生の積極的な参加により、今回の講習会がとても充実したものとなったことを嬉しく思います。
特に、部活動に所属する皆さんだけでなく、学園祭実行委員会のメンバーも参加したことは学生の皆さんが互いに協力し合い、大学全体で安全への意識が高まっている表れだと感じました。
この講習会で学んだ知識や技術は、有事の際に誰かの命を救う大切な力となります。参加された皆さんが、今回習得したことを今後もしっかり覚えておき、いざという時に躊躇せず活かしてくれること願っています。
インストラクタから一言
芝浦工業大学様での講習会は、夏休み期間中の実施だったにも関わらず多くの学生の方にご参加いただき、意識の高さに感銘を受けました。
特に学園祭のような多くの来場者が集まるイベントでは、予期せぬ事故や体調不良などが発生する可能性も否定できません。
そうした場面で、救命措置の知識を持ち、冷静に対応できる学生さんがいることは、大学全体の安全管理体制の強化と来場者にとって大きな安心感につながると考えます。
今回の講習会を通じて得られた知識や経験が、今後の学生生活や地域社会への貢献にも活かされることを願っております。